CHISOU

VOICES

見た目はおとな 中身はこども/思いやり

Writer: 室津日向子

会田大也|ミュージアムエデュケーション的体験のデザイン

見た目はおとな 中身はこども

対話型鑑賞やコロガル公園の話を聞き、他者の視点を取り込むことの必要性を感じた。特に矛盾と飛躍を繰り返す、こどもの存在に大変興味を持った。大人になると、「わからない」や「なんで」という疑問を言いづらくなってしまうことがある。また、私自身、相手に理由を述べられると、その理由を理解したつもりになってそのまま受け入れてしまうことがある。こどものような疑問に対する素直さを持ちながら多角的な視点を持ち続ける力がマネジメントに必要なのではないだろうか。

※2020年9月5日レポート

思いやり

 カスタマージャーニーマップを実際に使い、コンセプトに対して、実際に体験した側にどのようなことが起こっているのかを自分自身が体験者や受け手であった実体験をもとに考えることで細かな視点を想像することができた。展覧会やワークショップを介して受け手が起こす行動は、会場だけではない。その部分まで受け手の視点を持ち合わせながら展覧会やワークショップを作り上げるということは、作り手から受け手への「思いやり」なのではないだろうか。このアートプロジェクトで下ごしらえをしっかりした上でおいしいごちそうが作れたらいいな、それを食べてもらえたらいいな、と思った。

  • Update: 2020.09.15 Tue.

PROFILE

室津日向子

私は現在、大学でアートプロデュースを専攻しています。昨年度、学科で学んだ知識を元に、地元の高校生を対象にしたアートプロジェクトを立ち上げました。学生主体のプロジェクトで、現在、チームのメンバーと試行錯誤しながらワークショップを考えています。CHISOUを通して、アートプロジェクトの企画から運営までを学ぶと共に、地域の中にアートがあることで何ができるのか、アートと日常をどのように近づけることができるのか、地域とアートの関わり方をメンバーの方たちと一緒に考えていきたいです。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

会田大也

ミュージアムエデュケーション的体験のデザイン

  • ラボメンバーコース
  • ゲストコース

2020年9月5日(土) 14:00–16:00

CHISOU lab.

  • ラボメンバーコース

2020年9月6日(日) 10:00–12:00

CHISOU lab.

近年アートプロジェクトや芸術祭の中でも鑑賞者を主軸にしたラーニングや教育プログラムが注目されるようになりました。長年、鑑賞者の主体性を引き出すプログラムやワークショップを実施してきた会田大也さんをお招きし、アートを通じた豊かな学びの方法について考えます。

会田大也
ミュージアムエデュケーター/山口情報芸術センター[YCAM]学芸普及課長

1976年東京都生まれ、山口県在住。YCAM開館より11年間、教育普及担当としてメディアリテラシー教育や美術教育、地域プロジェクトのワークショップやプログラムを開発実施。近年はアート分野だけでなくビジネスやまちづくりの分野でも研修などの開発に携わっている。