CHISOU

VOICES

農とアート

Writer: noripu

三浦雅之&ラナシンハ・ニルマラ|農による自給的生活文化の継承と創造

初めは農とアートマネジメントがどう交わるのか疑問であった。しかし、芸術の「芸」という字の起源に、女性が木を植える姿があるという話から、近しいもののように感じるようになった。また、本来はモノだけではない民芸運動と伝統野菜との結びつきも納得のいく話であった。令和の時代においても、日本人が大切にしていくべきエッセンスが沢山含まれているように感じた。
 人間が身体を持って生きる以上、食と運動による健康志向はこれからも長く続いていくと思う。フィールドワークを主体にしたアートマネジメントを考えていく場合、伝統野菜というのは一つの選択肢になるということが分かった。自分の住んでいる地域の伝統野菜もこれから知っていきたい。

  • Update: 2020.11.05 Thu.

PROFILE

noripu

医療の分野でお子さんから高齢者のリハビリテーションに携わってきました。現在は福祉施設で主に発達障害のお子さんと関わる仕事をしています。障害を持つ方の表現活動に興味があり、事業所内でも粘土や絵の具など画材を用いたプログラムを実践しています。CHISOUでは地域の特色の活かし方や、アートプロジェクトの流れを学びたいです。プロジェクトによって障害を持つ人が地域との繋がりを持ち、アートが多くの人にとって親しいものになったらいいなと考えています。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

  • ラボメンバーコース

三浦雅之&ラナシンハ・ニルマラ

農による自給的生活文化の継承と創造

2020年10月28日(水) 14:00–16:00

清澄の里 粟

奈良の中山間地である清澄の里で、在来作物の調査研究・栽培保存に取り組む農業家の三浦雅之さんに「Project 粟」についてお話いただきながら、地域に根ざすプロジェクトを通して世代とコミュニティをつなぐ自給的生活文化の継承と創造について読み解きます。また、コメンテーターとして、スリランカの在来資源の価値を掘り起こす取り組みについてフィールドワークしている観光社会学者のラナシンハ・ニルマラさんをお招きします。

三浦雅之
農業家/株式会社「粟」代表取締役

1970年京都府生まれ、奈良県在住。1998年より奈良県内の在来種の研究や栽培保存を始め、2002年に大和の伝統野菜の発信拠点、地域の交流の場として農家レストラン「清澄の里 粟」を開業。大和の伝統野菜の第一人者として第6次産業による事業に取り組んでいる。

ラナシンハ・ニルマラ
観光社会学/奈良県立大学専任講師

1983年スリランカ生まれ、奈良県在住。観光社会学、南アジア地域研究を専門とし、主に地域社会の独自性と主体性を重要視しながら、観光を活かした地域活性化や持続可能な開発を研究している。JICA奈良デスクと協力して、SDGsへの認識を高めるための活動も行う。