CHISOU

VOICES

地産地消の観光―Serendipity

Writer: 石川理香子

陸奥賢|まち歩きに学ぶ、コンテクストを読み解く糸口の見つけ方

私たちが旅行に出かけたいと考えると、まず目的地を決め、交通手段を調べ、できるだけ旅行が円滑に進むように計画を立てる。確かに、事前に下調べをしておくことで現地で犯罪に巻き込まれにくくなるなどトラブルを回避できるメリットがある。しかし、目的地を決めてしまうことで目的地以外の素晴らしい場所を見逃してしまう、また観光業で働く人(飲食業含む)としかコミュニケーションがとれないなどのデメリットもある。現在新型コロナウイルス感染拡大につき遠方への旅行ができない雰囲気でもある。そこで私が今後推奨していきたい旅行方法として今回学習したスローツーリズムをあげる。スローツーリズムでは自分が生活するエリアを気のままにあちこち歩きまわり、今まで気が付かなかった建造物や地域の特徴を知るというもので、それをすることで自分の住むエリアにより愛着を持ち、ここに住んでいるというアイデンティティーを確立することができる。私は常に外出する際は目的地をもっており無目的に外出することは少ないが、たまには無目的に奈良を歩き回りSerendipity“出会ってしまった”旅をしてみたいと思った。

  • Update: 2020.11.05 Thu.

PROFILE

石川理香子

昨年「船/橋わたす」を鑑賞し、また運営に携わった友人の話を聞いて私も参加したいと思い、応募しました。この活動を通して芸術と地域について多くの専門家から学び、仲間と議論し合い、どうしたらより自分の住む地域に愛着をもってもらえるのか、どのようにして芸術で地域を盛り上げるのかについて考えていきたいです。そして、将来的に私が教員になった際に授業を組み立てたり地域コミュニティの活動を運営していく際に役立てたいと考えています。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

  • ラボメンバーコース

陸奥賢

まち歩きに学ぶ、コンテクストを読み解く糸口の見つけ方

2020年11月8日(日) 14:00–17:00

JR奈良駅集合、奈良県⽴大学までまち歩きします

※⾬天決⾏

大阪あそ歩」の元プロデューサーで、現在も「大阪七墓巡り復活プロジェクト」や「大阪モダン寺巡礼」など、独自の視点で数多くのまち歩きの企画を行いながら、観光・メディア・アート・まちづくり等の多様な分野でのプロデュースを手がける陸奥賢さんを迎え、実際に奈良のまちを歩きながら、土地やあらゆる物事のコンテクストを読み解くための方法について学びます。

陸奥賢
観光家/コモンズデザイナー/社会実験者

1978年大阪府生まれ、同在住。ライター、放送作家、リサーチャー等を経験後、「物事の見方が変わる意外な体験」と「観光を広く定義する視点」から生まれる様々な企画を実施。「まわしよみ新聞」「当事者研究スゴロク」「直観讀みブックマーカー」などを考案している。