CHISOU

VOICES

地域のイメージと現実

Writer: 石川理香子

岡井崇之|地域のイメージは誰のものか

今回のレクチャーでは行政やマスメディアによって形づくられる地域のイメージについて考えた。例えば観光地に観光に行き、現地で配られているガイドマップに沿って観光名所をめぐったり名物を食べたりする。しかし、よく考えなおすとその情報は他者から与えられたものであり、もしかしたらガイドマップを作った人の意図が組み込まれているかもしれない。他にも見るべき観光名所や隠れた名産があるかもしれない。私は世界遺産を覚えることが好きで世界遺産検定に向けて勉強しているが、勉強をしながらこの地域には世界遺産に登録はされていないけれども見るべきものがたくさんあるのだろうな、その地域の人々の特性はそこに住むすべての人々に当てはめてはまらないだろうと考えてしまう。行政が地域のイメージを上げたり観光収入を増加させたりするために地域のイメージを考えアピールするのはよいが、その地域イメージには例外も多くある、他の魅力もまだまだあるかもしれないことを忘れてはならないと考えた。

  • Update: 2020.11.05 Thu.

PROFILE

石川理香子

昨年「船/橋わたす」を鑑賞し、また運営に携わった友人の話を聞いて私も参加したいと思い、応募しました。この活動を通して芸術と地域について多くの専門家から学び、仲間と議論し合い、どうしたらより自分の住む地域に愛着をもってもらえるのか、どのようにして芸術で地域を盛り上げるのかについて考えていきたいです。そして、将来的に私が教員になった際に授業を組み立てたり地域コミュニティの活動を運営していく際に役立てたいと考えています。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

  • ラボメンバーコース

岡井崇之

地域のイメージは誰のものか

2020年10月25日(日) 14:00–16:00

奈良県立大学 コモンズ棟2F オープンスペース

メディア研究という切り口から社会の仕組みや問題を考察する岡井崇之さんをお招きし、観光政策地方創生のもとでつくられる地域イメージを解き明かすことで、地域で企画を実施する際に必要な批評的視点を学びます。

岡井崇之
メディア論/奈良県立大学教授

1974年京都府生まれ、大阪府在住。メディア研究をもとにメディア言説と社会変容/身体に関する諸問題の社会学的研究を行う。近著に『基礎ゼミ メディアスタディーズ』(共編著、世界思想社)『アーバンカルチャーズ──誘惑する都市文化、記憶する都市文化』(編著、晃洋書房)など