CHISOU

VOICES

Writer: まさきまゆこ

藤田瑞穂|キュレーターは何を編集し、アーカイブしているのか

アーカイブで何を編集するのか。まるで謎かけのようにつながり、広がり続ける問いと答え。「何を」編集するかで関心や興味にひっかかる「誰か」が変わる。問いが答えに、答えが問いへと巡る中で、プロジェクトを行った現実は体験として人の中で生き続けていることを知って、体験の成り立ちからアーカイブしている現在までに関わってくれた人の視点をできるだけ集めて、整理して、魅力的に見せられるように、周りの力を借りながら工夫していけたらいいなぁ。遠くからでは見えない、知り得ないできごとを彩に、人をつなげるフックにできるのかもしれないな。と考えました。

感じる人がいてこそのアート。愛と熱量を込めた、「これまで関わってくれた人へのありがとう」が「関わりたい」“め”になりますように。いろいろな人とともに楽しく学ぶ時間と地域で動き感じていることで、ぼんやりしていたゴールがゆるやかに形をあらわしはじめました。

  • Update: 2020.12.20 Sun.

PROFILE

まさきまゆこ

女子美術短期大学で情報デザインを学び、Disney WorldでHospitality研修を受け、タンタンの冒険などの版権を扱うMoulinsart日本支社で幅広いディレクション・デザイン業務を経験。Web編集やバイトも色々。高知県大月町に移住してデンマークのThe Animation Workshopと繋がり、小5総合学習の時間にアニメーションを制作、今は毎週土曜に創作の場を開いています。2016年から実施してきた演劇・絵画・アニメーション・建築の滞在制作プロジェクトのアーカイブ、拠点づくりの計画にいかしていきたいです。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

  • ラボメンバーコース
  • ゲストコース

藤田瑞穂

キュレーターは何を編集し、アーカイブしているのか

2020年12月6日(日) 14:00–16:00

CHISOU lab.

創立140周年を迎えた京都市立芸術大学の附属ギャラリーである@KCUA(アクア)で、先駆的な展覧会企画を数多く手がけてきた藤田瑞穂さんをお招きし、ウェブサイトや本などによる展覧会の記録から、大学の収蔵品や地域の史料の創造的活用まで、キュレーター視点からアーカイブの実践について掘りさげます。

藤田瑞穂
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAチーフキュレーター・プログラムディレクター/奈良県立大学客員教授

1978年兵庫県生まれ、京都府在住。同時代を生きる作家と並走して、領域を横断する展覧会やプロジェクトの企画運営から書籍出版まで行う。主な企画にジョーン・ジョナス京都賞受賞記念展覧会「Five Rooms for Kyoto: 1972−2019」、ジェン・ボー「Dao is in Weeds」など。