CHISOU

VOICES

Writer: 櫻井莉菜

藤田瑞穂|キュレーターは何を編集し、アーカイブしているのか

アーカイブとはつくった人の熱い思いが見える、生きているものなのだと感じました。プロジェクトや展覧会の記録物ということだけでなく、本そのものとしてどうか?ということを考えて、もう一度作り直す気持ちでつくっているという話を聞いて、その発想のもと作られるアーカイブはこだわりがつまったものになるのは間違いないと思います。藤田先生も話していたように、コロナ禍で様々なことがオンライン化に移行していますが、改めて本の持つあたたかみに気付きました。アーカイブの内容だけでなく、本の細部の構造まで心配りがされている本からは作った人の温かさを感じます。プロジェクトに対してももちろんそうですが、本を大切に思う気持ちや本に対する愛をもってアーカイブ制作を行いたいです。

  • Update: 2020.12.20 Sun.

PROFILE

櫻井莉菜

奈良県立大学西尾研究室の4年生です。ゼミで現代アート展の企画・運営やワークショップの企画を行いました。アートマネージメントや現代アートについて日々勉強中です。現在は、“対話”を主軸としたアートマネージメントについて考えています。CHISOUでは、年代の異なる参加者の方々との交流を通して、多様な価値観に触れ、今この時代にアートマネージメントを学ぶことの意味を考えていきたいと思っています。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

  • ラボメンバーコース
  • ゲストコース

藤田瑞穂

キュレーターは何を編集し、アーカイブしているのか

2020年12月6日(日) 14:00–16:00

CHISOU lab.

創立140周年を迎えた京都市立芸術大学の附属ギャラリーである@KCUA(アクア)で、先駆的な展覧会企画を数多く手がけてきた藤田瑞穂さんをお招きし、ウェブサイトや本などによる展覧会の記録から、大学の収蔵品や地域の史料の創造的活用まで、キュレーター視点からアーカイブの実践について掘りさげます。

藤田瑞穂
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAチーフキュレーター・プログラムディレクター/奈良県立大学客員教授

1978年兵庫県生まれ、京都府在住。同時代を生きる作家と並走して、領域を横断する展覧会やプロジェクトの企画運営から書籍出版まで行う。主な企画にジョーン・ジョナス京都賞受賞記念展覧会「Five Rooms for Kyoto: 1972−2019」、ジェン・ボー「Dao is in Weeds」など。