VOICES
ひとつひとつ
Writer: まさきまゆこ
Studio Kentaro Nakamura[仲村健太郎&小林加代子]|翻訳とサンドイッチ──多を束ねること、他につなげること
VOICES
Writer: まさきまゆこ
Studio Kentaro Nakamura[仲村健太郎&小林加代子]|翻訳とサンドイッチ──多を束ねること、他につなげること
昔、今、未来を旅して、身の回りから地球の裏側にある”ひと・もの・こと”がひとつのアート・プロジェクトになって、道のり、誰かの思い、見えてくる形と重なって、響き合う。うみだされた層は、誰かの共感や好奇心を刺激しながら厚みを増し広がる。
学び得た視点から、これまで実施したプロジェクトを振り返り、これからの企画について何度も考える機会を得て、講座を受ける前より少しだけ、人に伝える楽しさを感じられるようになっています。同じ土壌に立って物事を見つめ、作っている人との対話は心が安らぐものなのですね。そして、安らぎは誰かの居場所になるのかも…
そばで気づいたことを教えてくれる人がいることの大切さ、対話を重ねるから見つかる共通言語。新しい感じを歓迎しよう!と思います。 育った環境も経験も異なるあなたとCHISOUを通して知り合えた喜びをサンドイッチにして、一緒に味わえますように。
PROFILE
女子美術短期大学で情報デザインを学び、Disney WorldでHospitality研修を受け、タンタンの冒険などの版権を扱うMoulinsart日本支社で幅広いディレクション・デザイン業務を経験。Web編集やバイトも色々。高知県大月町に移住してデンマークのThe Animation Workshopと繋がり、小5総合学習の時間にアニメーションを制作、今は毎週土曜に創作の場を開いています。2016年から実施してきた演劇・絵画・アニメーション・建築の滞在制作プロジェクトのアーカイブ、拠点づくりの計画にいかしていきたいです。
LECTURE OUTLINE
Studio Kentaro Nakamura[仲村健太郎&小林加代子]
2020年12月12日(土) 14:00–16:00
人に伝える媒体として、書籍からウェブといった幅広い分野のデザインを手がけるStudio Kentaro Nakamuraの仲村健太郎さんと小林加代子さんをお招きし、情報とどう向き合い対応していくか、出来事とアーカイブを紐付けする技法について学びます。
デザインを視覚的な言語として捉え、伝える対象を把握すること、解釈して比喩してみること、説き明かすことと表現することのバランスを大切にしている。また、編集的な視点で紙からウェブまで領域を横断して取り組んでいる。