CHISOU

VOICES

サンドイッチのようなグラフィックデザイン

Writer: 石川理香子

Studio Kentaro Nakamura[仲村健太郎&小林加代子]|翻訳とサンドイッチ──多を束ねること、他につなげること

私が今回のレクチャーにおいて最も印象に残ったことは、グラフィックデザインをサンドイッチのように作るということだ。グラフィックデザインとは不特定多数の視覚に訴えるものであり、デザインによっては理解できる人と出来ない人が出てくる。ある言語を使う人は理解できるがそうでない人は何のことか理解できない言語のようなものと考えることもできる。だからといってあまりにも分かりやすくデザインにしてしまうと言いたいことが埋もれてしまう。一番の理想はそれぞれ素材はもちろん美味しいが素材を全てサンドするとこれ以上ないほど美味しく感じられるサンドイッチのようにそれぞれ重要な情報がつまっているが、全てを組み合わせると一番効果的に言いたいことが伝えられるグラフィックデザインができることだそうだ。その素材はデザインの色やイラストレーション、印刷物の素材だけでなく、作者の経験や体験、伝えたいことの物語や意見などである。

  • Update: 2021.01.12 Tue.

PROFILE

石川理香子

昨年「船/橋わたす」を鑑賞し、また運営に携わった友人の話を聞いて私も参加したいと思い、応募しました。この活動を通して芸術と地域について多くの専門家から学び、仲間と議論し合い、どうしたらより自分の住む地域に愛着をもってもらえるのか、どのようにして芸術で地域を盛り上げるのかについて考えていきたいです。そして、将来的に私が教員になった際に授業を組み立てたり地域コミュニティの活動を運営していく際に役立てたいと考えています。

REFERENCES

講座について

LECTURE OUTLINE

  • ラボメンバーコース

Studio Kentaro Nakamura[仲村健太郎&小林加代子]

翻訳とサンドイッチ──多を束ねること、他につなげること

2020年12月12日(土) 14:00–16:00

CHISOU lab.

人に伝える媒体として、書籍からウェブといった幅広い分野のデザインを手がけるStudio Kentaro Nakamuraの仲村健太郎さんと小林加代子さんをお招きし、情報とどう向き合い対応していくか、出来事とアーカイブを紐付けする技法について学びます。

Studio Kentaro Nakamura
仲村健太郎&小林加代子

デザインを視覚的な言語として捉え、伝える対象を把握すること、解釈して比喩してみること、説き明かすことと表現することのバランスを大切にしている。また、編集的な視点で紙からウェブまで領域を横断して取り組んでいる。

仲村健太郎(ブックデザイナー/グラフィックデザイナー)
1990年福井県生まれ、京都府在住。
小林加代子(ウェブデザイナー)
1990年兵庫県生まれ、京都府在住。