VOICES
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Q.CHISOUに参加した経緯は?
高校時代、グループ制作をした時に、自分はつくる人をサポートする役割が向いてると感じ、美大のアートプロデュース学科に進みました。そこで担当教員だったのがCHISOUの招聘アーティスト・山城大督さんだったのです。最初は「マネジメントってなんだろう?」というレベルで参加しましたが、レクチャーやリサーチはもちろん、自分たちで展示の企画や設営を実践する中で、アートマネジメントを能動的に学ぶことができたと思います。
Q.受講期間で、特に印象に残っていることを教えてください。
展示の構成やディレクションを担当させていただいたことが、最も印象に残っています。それまでにも大学で、先輩のお手伝いをすることはありましたが、自分で何かを決定するということはなかったので、チャレンジさせてもらえたという感じです。アーティストと意見交換しあいながら、どういうものをつくれるのか話し合えたこと、みんなで奔走しながら一つのチームとして展示をつくっていけたことは、いい経験になりました。
Q.CHISOUを受講して、ご自身の中で変化したことはありますか?
一緒に受講していた人と同じ大学院に進学したり、また別の受講者と展示をつくったりと、CHISOUに参加しなければなかった出会いの機会を頂きました。現在はアーティスト・イン・レジデンスについて研究していますが、これもCHISOUで学んだことが大きく影響していると感じます。
2020年度受講者 室津日向子さん(秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科修士1年/当時:京都芸術大学アートプロデュース学科)