CHISOU

CHISOUについて

ABOUT

生きる技術は、
あらゆる物事を多角的な視点から
読解・表現・共有することの
循環と重層から育まれる。

地域のコンテクストを緻密に読み解き、
領域に捉われない
アートプロジェクトを編みあげ、

記録・アーカイブすることで未来へと繋ぐ。

それらのプロセスを通して、
生彩な「知の地層」を生みだしていく。

奈良県立大学「実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOUチソウ」では、アートプロジェクトの実践を通して学び合い、答えのない時代を生きる技術を育みます。読解・表現・共有のプロセスを幾重にも重ねながら、美術や音楽、空間デザインなどの芸術領域を横断するアートプロジェクトを、多角的かつ総合的にマネジメントするための技法を実践的に身につけます。

2021年度は、「感覚」「生態」「時間」「共有空間」をテーマとする4つのプログラムを開講します。各プログラムでは、アーティストと受講者によるプロジェクトチームを編成します。講師によるレクチャーや専門家との対話を通して各テーマについて思考を深めながら、アートプロジェクトを共に企画・制作・実施することで、フィールドリサーチやインタビュー、アーカイブ制作などの技法を修得します。

年齢や経験、学生・社会人など所属を問わず、文化芸術や地域創造に関心のある誰もが受講できるプログラムです。みなさま、奮ってご参加ください。

ディレクターズメッセージ

DIRECTOR’S MESSAGE

アートマネジメントは、作り手と受け手、作品と社会をつなぐ仕事のことを指します。本プログラムでは、「つなぐ」を口実にして、異なる関心や専門性をもったアーティスト、講師、受講者、スタッフが共に学び合うことを通して、分断された知や技術を生活の中に取り戻し、答えのない時代を生きるための創造性を誰もが身につけられる社会の実現を目指します。

「CHISOU」には、いくつもの意味が込められています。「地層」のように堆積した地域の歴史・文化を掘り起こし、知識や知恵を育み新たな「知層」を生みだして、「地創(地域創造)」へとつなげていく。馳走、地相、血騒、地奏……、他にもいくつものCHISOUが重層的につながってきます。

CHISOUは誰にでも開かれています。過去・現在・未来、あるいは史実と想像性を行き来しながら、あらゆる実験的創造をここから始めてみませんか。

西尾美也

CHISOUディレクター
西尾美也
(美術家/奈良県立大学准教授)

企画運営スタッフ

PROGRAM TEAM

西尾美也(にしお よしなり)

ディレクター

美術家/奈良県立大学准教授。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で発表。近年は公共空間へアプローチを行う大規模な作品に取り組む。奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」ではプログラムディレクターを務めている。

西尾咲子(にしお さきこ)

プログラムマネージャー

アートマネージャー/奈良県立大学客員准教授。ケニアでアーティストによる作品制作と社会活動についてのフィールドワークや芸術文化事業の企画運営を手がけた後、京都芸術センターのコーディネーターや京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAの学芸員、国内の芸術祭やアートプロジェクトのアートマネージャーなどを務める。

内山幸子(うちやま さちこ)

プログラムコーディネーター

アートマネージャー。秋吉台国際芸術村を経てメキシコでコミュニティアートを調査。2012年よりフリーランスのアートマネジャーとして活動し、2017年に大阪府高槻市で五領アートプロジェクトを立ち上げ。京都精華大学「芸術実践と人権──マイノリティ、公平性、合意について」プロジェクトコーディネーター(2018−20 )。近著に『未来のアートと倫理のために』(共著、左右社)。

飯村有加(いいむら ゆか)

アドミニストレーター/プログラムコーディネーター

コーディネーター/一般社団法人はなまる代表理事。「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」事務局勤務(2013−)、現在は事務局長(2014−)。奈良県内を中心にアートプロジェクトに携わる。出産を機に、自宅の1階を開放し「maru room(マルルーム)」と名付け、展覧会や子ども食堂を企画運営する。

古江晃也(ふるえ あきや)

プログラムコーディネーター

大学卒業後、Torch-Guideを設立し、地域企業と若者が共に成長するプラットフォーム「ミライ企業プロジェクト」大阪事務局コーディネーターや、株式会社PRリンクのプランナーなどを請け負う。NPO・市民団体とボランティアのマッチングを通してまちづくりや社会課題の解決に取り組むWorld Seed理事(2019–)。NPO法人JAEにてアントレターンシップなど学生向けのプログラムを担当(2020–)。

山本あつし(やまもと あつし)

コミュニケーションデザイナー

事業プロデューサー/ならそら代表/大阪芸術大学講師。システムエンジニア、建築設計・施工の仕事を経て、ヒト・コト・モノ・バショに関わるあらゆる領域で、デザインによるプロデュースを行う。現在はシビックプライドを醸成する公共デザインのプロデュースに注力している。

ロゴデザイン:長岡綾子
グラフィックデザイン:長岡綾子、高橋静香
ウェブサイトデザイン:Studio Kentaro Nakamura(仲村健太郎、小林加代子)
写真撮影:茶本晃生

資料

DOCUMENTS

アーカイブ

ARCHIVES

2020年度

2020年度 活動報告冊子「学びの共有空間としてのアート」
プログラム内容
プログラム1 読解編「地域の多層性を読み解くレクチャー」
プログラム2 表現編「アートプロジェクトの企画・制作・運営」
プログラム3 共有編「アートプロジェクトのアーカイブ実践」
実施期間
2020年8月—2021年2月
実施場所
奈良県立大学 CHISOU lab. を中心とする奈良市内の文化施設
参加人数
ラボメンバーコース 読解編=21名・表現編=23名・共有編=12名/ゲストコース=84名